就職活動を始めるときの3つの心構え

就活関連(就活生向け)

About this blogに記載した通り、私は2025年時点で約6年間企業の採用担当として仕事をしている。これまで何人もの就活生とコミュニケーションを取り、面接を実施してきた経験を踏まえ、就活生に有益な情報を発信したいと考えている。職活動はこれまでの自分を振り返り、これからの自分を思い描く大切なポイントだと思うが、それゆえに多くの悩みもあると思う。そんな就活生のための一助になれば嬉しい。今回は初めての就活関連記事ということで、就活時の心構えについて3つ綴りたいと思う。

その①|一生懸命取り組むこと

現在の日本における就活の実態に対する良し悪しについては多様な意見があるだろうが、就活の最終目的は志望している企業の「内定を勝ち取ること」に他ならない。それは間違いないのだが、そのためだけの就活にしてほしくないのが採用担当としての私の考えである。就活を進める際にテクニックに頼ってしまう場面はもちろんあるが、是非自分自身と向き合い、就活を共にする同級生と友好関係を築き、企業に勤める社会人と「人と人」として対峙することで、自分の成長に繋げてほしいと思う。何事も一生懸命に取り組めば必ず得られるものがあるはずだ。就活に「一生懸命に取り組む」といっても人それぞれそのベクトルは異なるところもあると思うので、私個人の意見を記載したいと思う。

  • 1−1|自分の頭で考え、自分なりの意見を持つ
  • 1−2|相手の立場になって発言する、行動する

以上の二つである。少ないと思われるかもしれないが、極論この二つを研磨していけば何事からも学びを得られると考えている。具体的な内容については別記事「就職活動を自分の成長に還元するコツ」で紹介しているので、是非あわせてご覧いただきたい。

その②|結果全てに一喜一憂しないこと

これも大切な心構えである。近年はインターンシップへの参加に対して熱が高まっており、企業もさまざまなインターンシップを開催している。選抜型のインターンシップではエントリーシート(ES)の提出や各種適性検査の受験、面接、グループディスカッションなど、本番の選考さながらの課題が課せられるが、その結果に対峙しなけれならない瞬間がある。特に志望度の高い企業からの結果通知に対しては一喜一憂することもあると思うが、全てを真に受け止め悲観することはない。近年インターンシップの応募が多くなっており、本番の選考より倍率が高いなんてこともザラにあるし、企業側も受け入れ人数の関係で泣く泣く不合格としているケースもある。ここで大切なことは「結果を受けた後、自分がどう行動できたか」だと思う。インターンシップの選考で合格になっても本番では結果が伴わないケースもあるし、逆もまた然りである。「人間万事塞翁が馬」とはよく言ったものだが、その瞬間の結果だけで全てが決まるわけではない、このことを是非覚えていてほしい。

その③|人と比較しないこと

これは就活だけではなく、人生の中でも重要なテーマだと感じている。私も意識しているが、気づけば誰かと比較してしまっている自分もいるため、ここで書くことは烏滸がましいが自分への戒めも含めて記載したい。就活の中で人と比較してしまうシーンは多くある。特に友人がインターンシップ経由で優遇がある選考に案内されたり、早い時期に内定を勝ち取ったりするタイミングではよくある。これが良い刺激になれば問題ないが、焦りや自己嫌悪、友人へのネガティブな感情などが出てくるとどんどん悪い方向へと進んでいく。私もこれまでお会いした学生の中で、多くの企業が内定を出し終えている頃に「まだ内定はない」という方は、雰囲気や表情、発言にそのネガティブが現れてくるのを感じている。それを感じてしまうと企業側もさらに評価を厳しくせざるを得ないため、悪い循環にはまってしまっている印象を受けた。この記事を読んでいただいている皆さんは、いつ何時も自分の活動にフォーカスしてポジティブに、自分らしく取り組むことを意識してほしい。どうしても誰かと比較してしまってネガティブに陥ってしまうという方には心理学者のアドラーが提唱している劣等感の正しい使い方を実践してみると良い。彼のいう正しい劣等感は「現在の自分と理想の自分の間に抱くもの」と説いており、理想の自分を実現するためのエネルギーになるものだと言っている。多くの人は劣等感を他者と自分の間に抱いてしまいがちだが、そうすると妬みや嫉妬、自己嫌悪に陥ってしまう可能性が高い。この考え方に触れた時、私は心から感銘を受けたことを覚えている。是非、誰かと比較してしまっている自分に気づいたら、理想の自分を思い描いてその自分になるためのエネルギーに昇華させよう。

人は誰でも劣等感を持っている。
劣等感それ自体は病気ではない。
むしろ健全な向上心に繋がるきっかけになるだろう。

私はアドラーの考え方、世界の捉え方がとても好きで、社会人になってから読んだアドラー心理学のベストセラー本である「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」は今も人生の糧になっている。本の内容は小難しい説明ではなく、アドラー心理学を極めんとする「哲人」と少し卑屈で世の中や自分自身に不平や不満を持つ「青年」の会話形式で話が進む。本当におすすめできる本なので、是非読んでみてほしい。「幸せになる勇気」は「嫌われる勇気」の続編のため、まずは「嫌われる勇気」から読むことをおすすめする。下部に二冊の商品リンクも貼ってあるので、興味ある方は是非確認してみてほしい。

今回は就職活動を始める際の心構えを3つご紹介した。心のあり方、考え方によって行動は変わってくるので、参考になる部分は実践してみてほしい。

この記事をご拝読いただきありがとうございました。

「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない。対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る勇気の対話篇。劇薬の心理学とも称されるアドラー心理学を中心に、哲人と青年の哲学問答が巻き起こる。その先で青年の瞳に映る世界は変わるのか−。

3年ぶりに哲人を訪ねた青年が語る衝撃の告白。それは「アドラーを捨てるべきか否か」という苦悩だった。アドラー心理学は机上の空論だとする彼に「貴方はアドラーを誤解している」と哲人は答える。アドラーの言う、誰もが幸せに生きるためにすべき「人生最大の選択」とは何か 貴方の人生を一変させる哲学問答、再び!

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